amaroK に乗り換える
DigitalDJ を見限ったので代替アプリを物色してみたところ、amaroK が機能豊富で評判がいいらしい。
インストール
早速 aptitude install amarok してみたのだが Debian sarge で用意されている Version 1.2.3 はイマイチ音質がよくなかった*1。backport された新しいものは
あたりを発見。どうせなら新しいものをってことで SVN 先端のものを使ってみることにした。amarok_1.4.20060115-1_i386.deb, amarok-xine_1.4.20060115-1_i386.deb, libtag1c2_1.4-1_i386.deb をダウンロードしてきて dpkg -i。
MySQL の設定
amaroK でも MySQL に曲情報を突っ込めるようなのでデータベースとユーザを作っておいて
shell> mysql -u root -p
mysql> CREATE DATABASE amarokdb;
mysql> GTANT ALL ON amarokdb.* TO 'amarok'@'hostname' IDENTIFIED BY 'fugafuga';
amaroK 側でもデータベース名、ユーザ名とパスワードを設定してやる。
リモートのファイルは Collection には入らない
amaroK では音楽ファイルを "Collection" に入れないと始まらないのだが、そのファイルはローカルに存在していなければならない。DigitalDJ でリモートの音楽データを再生する - (((memo))) でファイルをサーバに移動していたので m3u ファイルを作って amaroK に読み込ませてみたり*2とか、DB の中の url フィールドを直接書き直してみたりといろいろ足掻いてみたのだがどうにも無理なようだ。しょうがないので nfs でローカルに mount しておいて無事 Collection として認識できた。
曲情報のマスターデータはタグ
DigitalDJ では Grip が登録した DB をマスターデータとするが、amaroK は mp3 や ogg ファイルのタグをマスターとする。DigitalDJ に慣れていたのでちょっと戸惑った。設定により定期的にファイルの変更を監視してくれるのでタグ情報を書き替えてやれば自動的に amaroK 側にも反映される。また amaroK 上から編集も可能。アルバム収録曲まとめて編集なんかもできるので便利。
エンドレスにランダム再生する
Dynamic Mode をオンにしておくと再生が進むにつれてプレイリスト欄に随時曲が補充されていく。BGM として聞く場合に。
ジャケット検索
ジャケット画像をクリック一つで amazon から探してくれるのがすごく便利。邦盤でも Cover Manager を起動して Amazon Locale を Japan に切り替えてやれば検索可能。
ギャップレスな再生
アルバムを「とおし」で聞くときに曲間にギャップが入るのが非常に気になっていたのだが、Ogg vorbis + amaroK1.4 + xine engine の組み合わせならばギャップレスな再生が可能だ。これは心地良い。
Last.fm との連携
Last.fm | Play music, find songs, and discover artists に情報をアップロードできる。これについては後日。
重い…
高機能なぶんだけかなり重い。
フリーズしたら
開発版ってこともあるのかもしれないが、やや不安定なのは否めない。amaroK 自体の反応がなくなることもあるし、再生が突然止まることもある。amarokapp のプロセスが残ったまま amaroK を再起動すると engine が初期化できない状態になるので、その場合は amarokapp を kill してやるとよい。
簡単にとりとめもなく書いてみましたが amaroK にはかなり衝撃を受けました。しばらくこれで暮らしていこうと思ってます。